コラム記事

不安がいっぱいの就活-長期インターンシップの経験は就活の不安解消になる? 

大学3年生の3月から始まる就活。

楽しみな方もいれば、逆に不安な方もいるのではないのでしょうか?

しかし改めて「何が不安なのか」考えてみると、ただ漠然とした不安を感じている人もいると思います。

もし貴方がそんな風に漠然とした不安を抱えていたら…

この記事を読めば、就活に対する不安を整理し、その不安を払拭する糸口が掴めるかもしれません。

就活生の多くが抱える不安3選

まず、一般的な就活生が抱える、就活に対する不安を見ていきましょう。 

1. 内定が頂けない不安【就活生の不安①】

就活での一番の不安、それは

「もし内定が一社も頂けなかったら?」

という事ではないでしょうか?

就活の時期が来たので、とりあえず活動を始めてみたけれど、正直右も左も分からない。

エントリーシートに自己アピールを書いてみても、何だかしっくりこない。

ありきたりで何処かで聞いたような話に仕上がってしまう。

こんな状態で面接へ行っても、面接官の印象に残らず、俗に言う「お祈りメール」続きになってしまうのでは…?

もしこのまま内定が一社も貰えなかったら…と考え始めると、とても不安になってきますね。

2. やりたい仕事が見つからない不安【就活生の不安②】

勉強、バイト、サークル、アルバイト。

色々な事を経験してきた大学時代。

けれども『やりたい仕事』は見つからなかった。

もしくはそれに繋がる様な経験は、してこなかった。

そんな風に思っている人はいませんか?

流されるままに色々な企業の説明会に行ってみて…

どこも魅力的に見えるけれど、これって本当に自分のやりたい仕事なのかな…?

もし内定を頂いたとしても、毎日8時間を週5日、繰り返しながら仕事を続けられるのかな…

でもそろそろエントリーシートを提出しないと、どこも締切が迫ってくる…

兎に角どこでもいいから、エントリーをしないと!

そんな風に思い詰めてしまっている人は、いませんか?

3. アピールポイントやガクチカが見つからない【就活生の不安③】

企業説明会に行って、入社してみたい会社が見つかった!

早速エントリーシートを書こう!

と意気込んでみたものの、いざ書こうとすると、何を書いていいのか分からない!

自分のアピールポイントって何だろう…

内定に繋がる様な、説得力のある事が書けない。

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を書いてみたけれど、このガクチカが希望する企業で活かせる経験になっていると言えるのか?

エントリーシートを前に悩み出すと、ドツボにはまりますよね。

こうやって整理してもると、こんな気持ちを抱えながら、就活をするなんて辛すぎますね。

出来る事なら、就活が本格的に始まる前に、やりたい仕事が見つかって、アピールポイントもガクチカも準備万端です!という状態で臨みたいものです。

でも不安を解消するためにはどうすればいいのかな…と考えている貴方!

お勧めの方法があるんです。

就活の不安を解決する長期インターンシップ

それは、長期インターンシップです!

でも長期インターンシップって、聞いたことはあるけれど、具体的には一体何するの?

どれぐらいの期間やるものなの?

まずは、そんな疑問にお答えします。

そもそも長期インターンシップとは?就活の不安解消になる?

インターンシップという言葉は、大学生の皆さんは一度は耳にしたことがあると思います。

そもそも、インターンシップとは何なのでしょうか?

調べてみると、

学生在学中に、企業など労働従事し業務に携わる体験をすること。就業体験。および、そのような制度、あるいは期間のこと。」(新語時事用語辞典)とあります。

つまり企業で実際に働きながら、業務に携わることができる制度のことです。

そして日本で行われているインターンシップは、主に短期インターンシップと、長期インターンシップの2種類があります。

短期インターンシップは、1日~1週間程度の短期間で行われ、企業側がインターンシップ用に用意したプログラムに沿って進みます。

長期インターンシップは、3ヶ月~半年ほどの長期間かけて行われます。

実際に業務に携わり、社員同様の裁量※1を持ちながら業務にあたります。

※1:インターンシップ中の仕事の裁量に関しては、会社ごとに異なるので応募時に確認が必要です。

ではなぜ、長期インターンシップを行うことが、就職活動の不安解消に繋がるのでしょうか?

それは長期インターンシップが「実際に業務に携わる」事ができるからです。

様々な種類の仕事を実際に経験することで、自分に合った仕事や職種は何か、自ずと見えてきます。

例えば、事務処理は苦手だけど、デザインするのは得意。

プログラミングは向いていなかったけれど、営業活動では成果を残すことができた。

長期インターンシップに参加し、仕事として自分の得意な事、向いている事を知っておくことで、実際に就職活動をする際に、不安を軽減させることができるでしょう。

長期インターンシップのメリット

さてここで、長期インターンシップのメリットを3つご紹介します。 

1. 「ガクチカ」のエピソードとして、就職活動で話すことができる

就職活動で多くの学生が作成に苦労する「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)エピソード。

何とか面接官に良い印象になるようなエピソードを書きたいですが、実際には中々難しいですよね。

しかし長期インターンシップに参加し、その中で自分の目標を達成できたとしたら…

とても印象的な「ガクチカ」エピソードになると思いませんか?

目標を達成する為には、それ相応の努力が必要になりますが、

きっと貴方をアピールする印象深い「ガクチカ」になってくれるはずです。

2. 基本的なビジネススキルが取得できる

実際に長期インターンシップ生として社会人に混じって働く中で、基本的なビジネススキルを身につけることができます。

書類の作り方、ビジネスメールの打ち方、近年の新社会人が苦手と言われている電話対応など、大学では教えてもらえないけれど、社会人として知っておくべき必須スキルを習得することが可能です。

これらのスキルは、あなたが就職活動で希望する会社に問い合わせをする際や、晴れて新社会人となった後も、スムーズな社会人デビューを後押ししてくれるはずです。

3. 業界や企業について知ることができる

就職活動をする際、業界地図や四季報、企業のHPを見て、希望する業界や企業の情報を集めると思います。

しかし、雑誌やHPに書いてあることが全てでしょうか?

実際はそこに載っていない情報(働きやすさ、人間関係、残業時間、離職率など)ほど、就活生の皆さんが知りたい情報だと思います。

長期インターンシップ生として働いてみると、その業界や企業の実際の状況を会社の内側から見ることができます。

また、会社の先輩方に業界や企業について、教えて頂く機会があるかもしれません。

より良いファーストキャリアを踏み出すためにも、希望の業界や企業でインターンシップをしてみるのをお勧めします。

長期インターンシップの体験談

メリットの項を読み、長期インターンシップへの興味が高まってきたのではないでしょうか?

そんなあなたは、是非こちらの長期インターンシップ体験談を読んでみてください。

今よりもっと具体的に、長期インターンシップに対するイメージを持てるはずです。

体験談1:ネガティブなモチベから始めてもいい。営業を通して得たものとは。

体験談2:インサイドセールスを経験して知った、仕事の面白み。

体験談3:病気、2浪、コロナ。どん底からの再挑戦。

終わりに 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

就活とは、皆不安なものです。

あんなに自信がありそうに見える彼も、

やる気に満ち溢れている彼女も、

実は皆、多かれ少なかれ不安を感じています。

この記事が、貴方の就活に対する不安な気持ちを解決する糸口になりますように。

そして長期インターンシップ通じて、

社会や仕事、そして自分自身に対しての理解を深め、

「新卒」というキャリア選択が、あなたにとってベストなものになるように願っています。